この記事では、
- 朝倉海の試合直前の様子
- パントージャの情報
- UFCでの朝倉vsパントージャの試合展開を予想
について紹介しています。
上記の情報が知りたい人は、ぜひ、参考にしてください。
朝倉海の試合直前の様子
12/8にUFC310で、朝倉海とパントージャのタイトルマッチが行われます。
朝倉海にとってはUFCのデビュー戦で、いきなりのタイトルマッチとなります。
しかも、当日のメインイベントになり、世界的にも注目されています。
肝心の朝倉海のコンディションですが、減量は順調に進んでいるようです。
体はかなり絞り込まれています。
持ち味のスピードを出せそうでしょうか。
パントージャの情報
アレッシャンドリ・パントージャ(Alexandre Pantoja、1990年4月16日生まれ)は、ブラジル・リオデジャネイロ出身の総合格闘家で、現在UFCフライ級の世界王者です。
彼はアメリカン・トップチームに所属し、ブラジリアン柔術黒帯の実力者として知られています。
パントージャは2007年にプロデビューし、2016年にはリアリティ番組「The Ultimate Fighter」シーズン24に参加。
その後、UFCと正式契約を結び、2017年1月にUFCデビューを果たしました。
以降、数々の強豪選手と対戦し、2023年7月8日にブランドン・モレノを破り、UFCフライ級王座を獲得しました。
彼の戦績は33戦28勝5敗で、28勝のうち8勝がKO、10勝がサブミッションによるものです。
パントージャは打撃と寝技の両方に優れたオールラウンダーであり、特にリアネイキドチョークを得意としています。
UFCでの朝倉vsパントージャの試合展開を予想
試合ですが、打撃の朝倉と寝技のパントージャという分かりやすい構図です。
よって、朝倉は持ち前の打撃でKOねらい、パントージャはテイクダウンからの寝技、という展開を狙うことでしょう。
どちらが有利?
パントージャが現在のUFCフライ級の王者なので、アドバンテージはパントージャにあると言っていいでしょう。
パントージャはATT(アメリカントップチーム)に所属しており、同チームには堀口恭司も所属しています。
堀口は以前に朝倉海と対戦しており、朝倉海のファイトスタイルを熟知しています。
なので、ATTで朝倉海対策は万全にやっていると思います。
朝倉海が勝つには?
朝倉海が王者のパントージャに勝つには、堀口戦のときのような打撃で仕留めるが勝つための条件でしょう。
グラウンドでの攻防ではパントージャにアドバンテージがあるでしょうし、下手にグラウンドでの攻防に持っていくより、スタンドで戦っていくことが得策と言えます。
打撃(ストライカー)が勝てるポイントはやはり、早いラウンドでのKOです。
特に1ラウンド目は、まだ目が打撃のスピードに慣れていないため、最初からガンガン仕掛けていけば打撃が当たる確率は高いと言えます。
朝倉海の不安要素
朝倉海にとっては、UFC初戦です。
UFCはRIZINと違い、ゲージ(金網)での戦いになります。
今までリングで戦ってきた朝倉海にとっては、初めての金網になりますので、今までの戦い方では素直にいきません。
金網に押し込んでのテイクダウンや、金網際での打撃の打ち方など、リングでできたことができないというもどかしさも出てくるでしょう。
また、今回はフライ級(約56kg)での戦いとなります。
朝倉海はRIZINではバンタム級(約61kg)で戦っていましたので、今までよりも減量した状態で試合に臨む必要があります。
このいつもよりも減量というのが曲者であり、たしかに体が軽くなる分、スピードは上がりますが、スタミナは減少してしまいます。
また、パワーも落ちてしまうので、体の踏ん張りがきかないということも出てきます。
両者が勝つためのポイント
上記を踏まえて、朝倉海は早いラウンドでのKO勝利、むしろ早いラウンドで仕留めることができないと後半かなり厳しくなると予想されます。
逆にパントージャは最初に打撃で出てくるであろう朝倉をいかにさばいて、テイクダウンに持っていけるかがカギになります。
おそらく、金網に押し込んで隙あらばテイクダウンからの寝技。
ATTチームは確実に勝ちを狙いに行くでしょうから、無理はせずに、チャンスを待つというスタンスだと予想します。
朝倉のスタミナが落ちてくる後半に仕掛けてくるでしょう。
ジャイアントキリングは起きるのか?
朝倉が不利であるものの、堀口と初戦で戦った時に勝ったようにジャイアントキリングが起きる可能性も考えられます。
ヤンキーというか、不良上がりは怖いものなしというか、開き直ってやってやろうという気持ちがあると思いますので、王者食いという可能性もあります。
皆さんも12/8の試合をぜひ注目して下さい。
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