“マハムード・サッタリ”選手は、イラン出身のムエタイ選手であり、キックボクサーです。
1991年2月22日生まれで、イランキャラジで育ちました。6歳でキックボクシングをはじめて、イランのナショナルチームの一員としてアマチュアキャリアを築きました。2017年のアジアインドア・マーシャルアーツゲームズで金メダル、2014年のアジアビーチゲームズで銀メダルを獲得するなど、アマチュア時代に多くの功績を残しています。
本記事では、サッタリ選手の戦績や強さ、そしてファイトスタイルについて詳しく紹介します。
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“マハムード・サッタリ”の戦績まとめ!
サッタリ選手のプロキックボクシング戦績は、以下の通りです。
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23試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
20勝 | 12 | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 |
3敗 | 2 | 0 | 1 | 0 |
プロプロキックボクシング戦績
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勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催日 |
× | リュウ・ツァー | 3R終了 判定0-2 | K-1 WORLD MAX 2024 | 2024年9月29日 |
× | クラウディオ・イストラテ | 1R 2:19 KO(2ノックダウン) | ReBOOT~K-1 ReBIRTH~ | 2023年9月10日 |
× | ステファン・ラテスク | 2R 1:37 KO(左フック) | K-1 WORLD GP 2022 in Osaka | 2022年12月3日 |
○ | 内田雄大 | 1R 1:18 KO (左フック) | THE MATCH 2022 | 2022年6月19日 |
○ | 谷川聖哉 | 3R 0:17 KO (右ストレート) | K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~ 【 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント決勝戦】 | 2022年4月3日 |
○ | 京太郎 | 3R終了 判定 3-0 | K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~ 【 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント準決勝】 | 2022年4月3日 |
○ | K-Jee | 1R 1:28 KO (左フック) | K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~ 【 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント1回戦】 | 2022年4月3日 |
○ | ANIMAL☆KOJI | 1R 0:30 KO(左フック) | Krush.132 【Krushクルーザー級タイトルマッチ】 | 2021年12月18日 |
○ | 谷川聖哉 | 1R 2:44 KO(右フック) | Krush.127 【第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント 決勝】 | 2021年7月27日 |
○ | RUI | 1R 2:14 KO(右フック) | Krush.127 【第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント 準決勝】 | 2021年7月27日 |
○ | 加藤久輝 | 2R 0:26 TKO(膝とパンチ) | K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 DAY.1~ | 2021年3月21日 |
○ | 森謙太 | 1R 1:43 TKO(3ノックダウンルール) | KODO – The MOVE 【M-1ヘビー級王座決定戦】 | 2020年11月28日 |
○ | 谷川聖哉 | 2R 2:44 TKO(右フック) | Krush.118 | 2020年10月17日 |
○ | アフメット・キリチュ | 1R 1:16 KO(右ミドル) | KOK World Series Sakarya | 2019年6月28日 |
サッタリ選手は、K-1を中心に活動しており、初出場となったKOK World Series Sakaryaではアフメット・キリチュ選手と対戦し、KO勝ちしました。
その後も連勝街道をひた走り、K-1では無類の強さを誇っていました。しかし、K-1 WORLD GP 2022 in Osakaではステファン・ラテスク選手にKO負けを喫しました。最新の試合では、K-1 WORLD MAX 2024でリュウ・ツァー選手に判定負けを喫しています。
“マハムード・サッタリ”の強さやファイトスタイルを紹介!
マハムード・サッタリは、圧倒的な打撃力と高いフィジカル能力を持つファイターとして知られています。
1. 強力な打撃力
- サッタリは特に強烈なフックを得意とし、試合の多くをKOで勝利しています。彼の左フックや右フックは、相手を瞬時にダウンさせるほどの破壊力を持っており、これが彼の主な武器です。2021年のKrushクルーザー級タイトルを獲得した試合でも、1ラウンドで相手をKOしています。
- 2022年のK-1無差別級トーナメントでも、そのパワフルな打撃で多くの対戦相手を制し、優勝を果たしています。
2. フィジカルの優位性
- サッタリの体格は、クルーザー級や無差別級の中でも非常に優れています。身長188cmの体格から繰り出される打撃は、リーチと力の両方で相手を圧倒します。また、ムエタイの経験を活かし、強力な膝蹴りやキックも繰り出します。
3. 積極的なKO狙いのスタイル
- 彼のファイトスタイルは、攻撃的で相手を早期に仕留めることを目指しています。特に1ラウンドや2ラウンドで試合を決着させるケースが多く、彼の試合は短時間で終わることが多いです。これは、彼が相手の隙を見つけ次第、強力な一撃を加える能力を持っているためです。
4. ムエタイの経験
- サッタリはムエタイの経験も豊富で、アマチュア時代にはムエタイの国際大会でメダルを獲得しています。この経験は、彼の多様な攻撃手段、特にクリンチワークや膝蹴りに表れています。これはキックボクシングでの戦いにおいても大きな武器となっています。
5. 冷静な試合運び
- 攻撃的なスタイルでありながら、冷静に試合を進める能力も持っています。相手の動きをよく見てカウンターを狙う場面も多く、過去の試合ではその戦略が功を奏してKO勝利を収めてきました。
まとめ
“マハムード・サッタリ”選手は、強力な打撃、優れたフィジカル、ムエタイの経験を活かした多彩な攻撃で、K-1やKrushのリングで目覚ましい活躍を続けているファイターです。
彼のファイトスタイルは、強力な打撃と強靭なフィジカルを駆使したKO狙いの豪快なファイトスタイルです。今後も、彼のさらなる成長と活躍が期待されるでしょう。サッタリ選手の試合を通じて、彼の進化を見守っていきたいと思います。
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