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【武尊も現地観戦】ONE169 結果 ロッタンはどうなった?

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この記事では、

  • ONEとは
  • ONE169の試合結果
  • 各試合の解説
  • 武尊のコメント

について紹介しています。

上記の情報が知りたい人は、ぜひ、参考にしてください。

タップできる目次

ONEとは

ONE Championship(ワン・チャンピオンシップ)は、2011年に設立されたシンガポールを拠点とする総合格闘技団体です。アジア最大規模を誇り、総合格闘技(MMA)だけでなく、ムエタイやキックボクシングの試合も開催しています。

特徴:

  • 多様な格闘技スタイル: ONEでは、MMA、ムエタイ、キックボクシングなど、さまざまな格闘技の試合が行われています。
  • 独自の計量ルール: 選手の健康を重視し、試合前の過度な減量(いわゆる「水抜き」)を禁止しています。そのため、通常の体重に基づいた階級設定を採用し、尿比重検査を通じて適切な水分状態を確認しています。
  • アジアの格闘技文化の尊重: アジア各国の伝統的な格闘技を取り入れ、武道精神や相手への敬意を大切にしています。

日本との関係: ONEは日本の格闘技界とも深い関わりを持ち、2019年には初の日本大会を開催しました。また、修斗やパンクラスといった日本の格闘技団体ともパートナーシップを結んでいます。

ONE Championshipは、アジアを中心に急速に成長している格闘技団体であり、多様な格闘技スタイルと選手の健康を重視した運営方針が特徴です。

ONE169の試合結果

ONE 169の試合結果は以下です。

対戦カードルール階級勝者
第1試合アリーフ・ソー・デチャパン 対 ボルター・ゴンサルベスムエタイルール
3分3ラウンド
ストロー級アリーフ・ソー・デチャパン
判定勝ち
第2試合三浦彩佳 対 マカレナ・アラゴンMMAルール
5分3ラウンド
アトム級三浦彩佳
一本勝ち
第3試合モハメド・ユネス・ラバー 対 エディ・アバソロムエタイルール
3分3ラウンド
フェザー級モハメド・ユネス・ラバー
判定勝ち
第4試合マーカス・アルメイダ 対 アミル・アリアックバリMMAルール
5分3ラウンド
ヘビー級マーカス・アルメイダ
一本勝ち
第5試合サムエー・ガイヤーンハーダオ 対 ジャン・ペイメンキックボクシングルール
3分3ラウンド
ストロー級サムエー・ガイヤーンハーダオ
判定勝ち
第6試合ケイド・ルオトロ 対 アフメド・ムジタバMMAルール
5分3ラウンド
ライト級ケイド・ルオトロ
一本勝ち
第7試合ゴントーラニー・ソー・ソンマイ 対 タギール・カリロフムエタイルール
3分3ラウンド
フライ級ゴントーラニー・ソー・ソンマイ
判定勝ち
第8試合アドリアーノ・モラエス 対 ダニー・キンガッドMMAルール
5分3ラウンド
フライ級アドリアーノ・モラエス
一本勝ち
第9試合ジャッキー・ブンタン 対 アニッサ・メクセンキックボクシングルール
3分5ラウンド
ストロー級ジャッキー・ブンタン
判定勝ち
第10試合ロッタン・ジットムアンノン 対 ジェイコブ・スミスムエタイルール
3分5ラウンド
フライ級ロッタン・ジットムアンノン
判定勝ち
第11試合オマール・ケイン 対 アナトリー・マリキンMMAルール
5分5ラウンド
ヘビー級オマール・ケイン
判定勝ち

解説 実況 ゲスト

実況:西達彦

解説:中村拓巳

第1試合 アリーフ・ソー・デチャパン 対 ボルター・ゴンサルベス

アリーフの方が身長が16cm高く、身長差がある両者。

開幕早々、ミドル、ローを蹴るアリーフに対しゴンサルベスはパンチ。

アリーフは1ラウンド中盤から首相撲からの膝蹴り中心の攻撃に変更。

ゴンサルベスに膝が少し聞いている様子。

2ラウンド目もアリーフは膝蹴り中心、だがゴンサルベスもカウンターでパンチをヒットさせ、両者五分五分の展開。

アリーフは肘も入れてきて、またラウンド終盤にペースを握り始める。

3ラウンド開始早々、ゴンサルベスのカーフキックが効いたのか、アリーフが構えをスイッチ。

アリーフが倒れたところにゴンサルベスの膝が入ってしまい、3ラウンド中盤で一時ストップ。

ゴンサルベスにイエローカードが入ってしまう。

そのまま試合は膝蹴りでせめるアリーフとパンチとカーフキックのゴンサルベスとのせめぎあいが続き試合終了。

判定でアリーフの勝利となった。

両者ともに攻撃の特徴が出ていた試合。3ラウンド目のゴンサルベスの膝蹴りのイエローカードが残念でした。あれがなかったら、展開は分からなかったと思います。

第2試合 三浦彩佳 対 マカレナ・アラゴン

日本の三浦彩佳が登場。

両者ともに柔道がバックボーンであり、組合の展開になること必須の試合。

1ラウンドゴングと同時に三浦がタックルで足を取りに行くが、グラウンドの上をとったのはアラゴン。

その後も組んでの展開はアラゴンの方が少し上であるが、三浦も下からアヤカロックを極めに行く。

そして、1分ぐらい粘ったところでアヤカロックが決まり、三浦の勝利。

三浦は試合展開が決まっているので、自分のスタイルを貫けた試合でした。三浦はファイトボーナスも貰えていたので、満足の試合だったのではないでしょうか。

第3試合 モハメド・ユネス・ラバー 対 エディ・アバソロ

体格はラバーの方が一回り大きい感じ。

ラバーはパンチ、蹴りの王道スタイル。

アバソロはスイッチしながら、ラバーの懐に入っていこうとする。

1ラウンド終盤には、両者のパンチが交差したところでアバソロがダウン。

1ラウンドはアバソロがなんとか耐える。

アバソロは2ラウンド目からは前蹴りも入れながら前に出てくる。

しかし、ラバーも勢いが出てきて、パンチ、飛び蹴りとせめてくる。

アバソロが果敢にせめてペースを握ろうとするが、2ラウンド終盤にラバーの肘が入り、アバソロがまたもダウン。

ポイントではラバーが有利であるが、アバソロは3ラウンド目も攻撃の勢いを止めず、ラバーはかなり消耗している様子。

3ラウンドはパンチの打ち合いとなり、3ラウンド終盤にはアバソロのパンチでラバーがダウン。

ラバーはフラフラだが、ゴングに救わる形で試合終了。

結局ポイントでラバーが判定勝利。

アバソロがめちゃくちゃ攻めていたものの、ラバーのカウンターがことごとく決まりポイントアウトしました。3ラウンド終盤のダウンはラバーはかなり効いていたので、あと10秒あったら分からなかったですね。

第4試合 マーカス・アルメイダ 対 アミル・アリアックバリ

アルメイダはRIZINにも出場経験があり、日本人にも馴染みのある選手。

アリアックバリは打撃、アルメイダは寝技が強み。

1ラウンド目からアルメイダがタックルからのテイクダウン。

アリアックバリも粘るが、アルメイダがバックをとりチョークを極め勝利。

ヘビー級さながらの一発で終わるというスリリングな感じがよかったです。両者の強みがはっきりしているので、見ている側も分かりやすいのではないでしょうか。アルメイダのテイクダウンが決まった段階である程度試合は決まった感じでした。

第5試合 サムエー・ガイヤーンハーダオ 対 ジャン・ペイメン

若いジャンとベテランのサムエーの一戦。

怖いもの知らずのジャンが1ラウンド目からガンガン攻めてくる。

サムエーは落ち着いて、カウンターを返していく。

ジャンはパンチと合わせて蹴りも多様していい感じで攻めているが、サムエーもきっちりと膝で迎え撃つ展開。

2ラウンド目もジャンの勢いは止まらない。

ジャンの攻撃が少しずつヒットし始め、流れがジャンに。

3ラウンド目もジャンが前に出てくるが、サムエーの膝も入っており、ジャンも削られている感じ。

判定になったが、勢いのジャンより、的確に打撃を当てたサムエーが勝利。

ジャンがめちゃくちゃ攻めていたので、そのまま行くかなと思いましたが、サムエーもうまく打撃をさばいていました。ジャンはめちゃくちゃイケイケの感じでとても印象に残った選手でした。

第6試合 ケイド・ルオトロ 対 アフメド・ムジタバ

1ラウンド開始50秒ぐらいのところで、ルオトロのオーバーハンドの右がクリーンヒット。

そのままグラウンドに持っていき、ダースチョークで1本。

1瞬で試合が決まってしまいました。

最初の右がうまかったですね。

ルオトロは見るからに身体能力が高そうな感じ。打撃も下を打つと見せかけての顔面のパンチとセンスを感じさせる試合でした。

第7試合 ゴントーラニー・ソー・ソンマイ 対 タギール・カリロフ

ゴントーラニーが開始早々、重い打撃でプレッシャーを与えていく。

カリロフも得意のパンチで攻めたいところだが、ゴントーラニーの圧力が強い。

ゴントーラニーのインローが効いたのか、カリロフは全く前に出れない。

2ラウンド目もゴントーラニーの圧力が止まらず、カリロフの体が打撃のダメージで赤くなっていく。

試合はゴントーラニーの一方的な展開のまま終了。

判定で結局ゴントーラニーの勝利。

ゴントーラニーの圧力がすごかった。でもゴントーラニーはランキングに入っていないという。ONEの選手層の厚さを感じた試合。

第8試合 アドリアーノ・モラエス 対 ダニー・キンガッド

1ラウンド開始早々、モラエスがグラウンドで上になる展開。

キンガッドは何とか立とうとするが、モラエスも逃がさない。

スクランブルでキンガッドが上になる。

キンガッドは得意の打撃で、上から攻める。

モラエスも得意の寝技で仕留めようとするが、キンガッドが打撃で応戦。

2ラウンド目はスタンドの攻防が続いていたが、2ラウンド中盤にモラエスのテイクダウンが成功。

キンガッドが逃げようとしたところを今度はモラエスがチョークを極める。

そのまま、キンガッドがタップしてモラエスが勝利。

モラエスの長い手足を生かした寝技が極まりました。キンガッドはスクランブルからの逃げがうまかったです。モラエスは次はマクラーレンとやりたいと言っているそうです。

第9試合 ジャッキー・ブンタン 対 アニッサ・メクセン

1ラウンド目から両者フェイントをかけながら、打撃を仕掛けていく。

1ラウンドは大きな展開がないまま終了。

2ラウンド目はブンタンはパンチのコンビネーション、メクセンはブンタンが入ってきたところを狙う。

2ラウンド終盤になり、ブンタンの打撃がヒットし始める。

3ラウンドに入ってもブンタンの打撃がうまく入っている。

4ラウンド目もブンタンが攻めているが、メクセンもさばいており、明確な差はない印象。

5ラウンドもそのままの展開で試合は終了。

結果は全く分からない感じでしたが、アグレッシブさをとったのかブンタンが判定勝利。

どちらが勝つか全くわからない展開でした。メクセンはもう少し前に出て戦いたかったですね。

第10試合 ロッタン・ジットムアンノン 対 ジェイコブ・スミス

ロッタンは軽量に失敗しており、王座はく奪。

ジェイコブ・スミスが勝った場合のみ王座が与えらえることになる。

おそらく次に戦うであろう武尊も観戦している中での試合。

1ラウンド目からスミスは積極的に、ロッタンは様子見の感じ。

ロッタンはいきなり行く感じではなく、1ラウンド目は終始観察しているスタンス。

2ラウンド目もスミスは攻めに行くが、ロッタンが打撃をかわし余裕の様子を見せる。

3ラウンド目も同じような展開だが、徐々にロッタンに余裕が出てきて試合をコントロールし始める。

ロッタンはスミスの打撃を完全にいなしており、カウンターの肘を当てていく。

雰囲気もロッタンペースになって3ラウンド目も終了。

4ラウンド目も笑顔を見せて余裕のロッタン。

両者の実力差がかなり見える。

ロッタンが試合を完全にコントロールし、4ラウンド目も終了。

5ラウンド目にようやくロッタンのエンジンがかかり、肘の連打。

スミスが瞼をカットし、試合も一方的にロッタンペースで終了。

判定でロッタンの勝利。

ロッタンは強いんですが、那須川天心との戦いで見せたようなガンガンの打ち合いというスタイルではなく、どこか玄人感がある戦い方になりました。この感じで試合されると武尊とはかみ合わない感じですが、ロッタンが武尊とやるときにあのガンガンくる感じになってくれれば面白いですね。

第11試合 オマール・ケイン 対 アナトリー・マリキン

ヘビー級のタイトルマッチ。

マリキンはオーソドックス、ケインはサウスポーから。

ケインはセネガル相撲のパワーでマリキンを倒す。

そのままケインがコーナーにマリキンを押し付ける形が続く形で1ラウンド目は終了。

2ラウンド目は逆にマリキンがコーナーにケインを押し付ける。

だが、ケインも力が強くコーナーから脱出。

スタンドではケインの打撃もヒット。

3ラウンド目もスタンドから押し込む攻防。

やはりどこか相撲のような状態。

4ラウンド目はケインがオーソドックスにスイッチ。

だが、押し込みの形で4ラウンド目も終了。

5ラウンド目は開始早々にケインの打撃でマリキンが尻もちをつく。

だがすぐに立ち上がる。

その後もコーナーへの押し込み合戦のまま試合終了。

判定でケインが新王者に。

MMAというよりは相撲を見ているような感じでした。ケインはもう少し打撃で攻めてもよかった気がします。

武尊のコメント

現地で観戦していた武尊はロッタンを見て、打撃、防御のうまさを感じた。

ロッタンのうまさを警戒しつつ、スイッチが入ったところを攻めたい。

やはり、ロッタンは最初からガンガン来る感じではないと武尊も思っているでしょう。

ただ、試合の中で打ち合いになるシーンは必ず訪れると思いますので、その瞬間を逃さないでほしいですね。

ただ、武尊は前回の試合でもローの捌きが出来ていなかったので、そこを修正してほしいですね。

まとめ

今回の目玉は武尊と次戦で戦うであろうロッタン。

ただ、軽量に失敗が続いているのが心配ですね。

試合展開としては、今の感じ行くと、ロッタンが序盤から武尊の打撃をさばきながら足を削っていくのような感じになりそうです。

武尊は試合のどこかで訪れる打ち合いの瞬間に踏ん張る足を温存できているかがポイントになるのではないでしょうか。

また、前回とは逆で武尊がリングにあがり、ロッタンとフェイスオフ。

もう相思相愛な感じですね。

にらみ合いというか、いちゃついてる感じです。

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