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【朝倉海は勝った?】UFC310 結果 試合内容 徹底解説

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伊藤裕樹 格闘技 入場曲 戦績 強い

この記事では、

  • UFCとは
  • UFC310試合結果
  • 各試合の解説

について紹介しています。

上記の情報が知りたい人は、ぜひ、参考にしてください。

タップできる目次

UFCとは

UFC(Ultimate Fighting Championship)は、アメリカを拠点とする総合格闘技(MMA)の世界最大規模のプロモーション団体です。1993年に設立され、現在はスポーツイベントとして世界中で非常に人気があります。

主な特徴:

  1. 総合格闘技(MMA)
    UFCは、ボクシング、レスリング、柔術、空手、ムエタイ、柔道など、さまざまな格闘技術を組み合わせた競技です。選手たちは自分の得意なスタイルを生かしながら戦います。
  2. 階級制度
    UFCには複数の体重階級があり、それぞれに王者(チャンピオン)が存在します。これにより、選手同士が公平に戦えるようにしています。
    • ヘビー級
    • ライトヘビー級
    • ミドル級
    • ウェルター級
    • ライト級
    • フェザー級
    • バンタム級
    • フライ級 など
  3. 試合形式
    • 試合は基本的に3ラウンド(各ラウンド5分)で行われ、タイトルマッチや主要イベントは5ラウンドで行われます。
    • 勝敗は、ノックアウト(KO)、テクニカルノックアウト(TKO)、サブミッション、判定、またはドクターストップなどで決まります。
  4. 人気選手
    過去や現在のスター選手には以下のような名前があります:
    • コナー・マクレガー
    • ハビブ・ヌルマゴメドフ
    • ジョン・ジョーンズ
    • アンデウソン・シウバ
    • ロンダ・ラウジー
    • アマンダ・ヌネス
  5. 世界的なイベント
    UFCは世界中でイベントを開催しており、アメリカをはじめヨーロッパ、アジア、中東などでも大会を行っています。特に「PPV(ペイ・パー・ビュー)」イベントは多くのファンを魅了しています。

UFC310

UFC310の試合結果は以下です。

対戦カードルール体重勝者
第1試合ケネディ・エンジーチュクーvsルーカス・ブジェスキーワンマッチ
5分3ラウンド
ヘビーケネディ・エンジーチュクー
1RKO勝ち
第2試合クレイ・グイダvsチェイス・フーパーワンマッチ
5分3ラウンド
ライトチェイス・フーパー
1RKO勝ち
第3試合マイケル・キエーザvsマックス・グリフィンワンマッチ
5分3ラウンド
ウェルターマイケル・キエーザ
3RKO勝ち
第4試合コーディ・ダーデンvsジョシュア・ヴァンワンマッチ
5分3ラウンド
フライジョシュア・ヴァン
判定勝ち
第5試合クリス・ワイドマンvsエリク・アンダースワンマッチ
5分3ラウンド
195ポンド契約エリク・アンダース
2RTKO勝ち
第6試合ランディ・ブラウンvsブライアン・バトルワンマッチ
5分3ラウンド
175ポンド契約ブライアン・バトル
判定勝ち
第7試合モフサル・エフロエフvsアルジャメイン・スターリングワンマッチ
5分3ラウンド
フェザーモフサル・エフロエフ
判定勝ち
第8試合ビセンテ・ルケvsテンバ・ゴリンボワンマッチ
5分3ラウンド
ウェルタービセンテ・ルケ
1RKO勝ち
第9試合アンソニー・スミスvsドミニク・レイエスワンマッチ
5分3ラウンド
ライトヘビードミニク・レイエス
2RTKO勝ち
第10試合ネイト・ランドワーvsチェ・ドゥホワンマッチ
5分3ラウンド
フェザーチェ・ドゥホ
3RTKO勝ち
第11試合ブライス・ミッチェルvsクロン・グレイシーワンマッチ
5分3ラウンド
フェザーブライス・ミッチェル
3RKO勝ち
第12試合シリル・ガーヌvsアレキサンダー・ヴォルコフワンマッチ
5分3ラウンド
ヘビーシリル・ガーヌ
判定勝ち
第13試合シャフカト・ラフモノフvsイアン・ギャリーワンマッチ
5分5ラウンド
ウェルターシャフカト・ラフモノフ
判定勝ち
第14試合アレッシャンドリ・パントージャvs朝倉海タイトルマッチ
5分5ラウンド
フライアレッシャンドリ・パントージャ
2RKO勝ち

解説 実況 ゲスト

実況:市川勝也

解説:川尻達也

解説:岡田遼

解説:扇久保博正

配信:U-NEXT

第1試合 ケネディ・エンジーチュクーvsルーカス・ブジェスキー

エンジーチュクーはサウスポー、ブジェスキーはオーソドックスのスタンス。

お互いに打撃からの立ち上がり。

両者ともに打撃の攻めに定評がある。

エンジーチュクーの打撃が少しずつあたりはじめ、1R中盤に左ストレートからの右フックでそのままKO勝ちとなった。

ヘビー級ならではの当たれば終わってしまうスリリングな試合展開。エンジーチュクーの打撃はうまかったですね。

第2試合 クレイ・グイダvsチェイス・フーパー

グイダはオーソドックス、フーパーはサウスポー。

両者は過去に対戦経験がある。

グイダは、足をつかって出入り激しいスタンス、フーパーはどっしりと構えて入ってくるグイダを待ち構える。

グイダが打撃で攻めるものの、フーパーがテイクダウン。

1R中盤からフーパーがグラウンドで優位になる。

スクランブルでグイダは何度か逃げるが、最終的にバックマウントをとられ、そこからの腕ひしぎでフーパーの1本勝ち。

終始フーパーは自身の得意な寝技に持っていくためのスタンスを変えずに、落ち着いていました。バックマウントからの腕ひしぎは見事でした。

第3試合 マイケル・キエーザvsマックス・グリフィン

キエーザは39歳、グリフィンは37歳というベテラン同士の一戦。

エドワーズはサウスポースタイルで長い足を生かして、遠い距離から蹴りを狙っていく。

開始からグリフィンがプレッシャーをかけていく。

開始1分過ぎ、キエーザのタックルがきまり金網に押し込む。

キエーザがバックをとるが決めることができず、再びスタンディング。

キエーザが極め切れずに1R終了。

2R開始もグリフィンがプレッシャーをかけていく。

グリフィンがパンチをふったところをキエーザがテイクダウン。

だが、2Rも決めることができず。

3Rもキエーザがテイクダウンから極めにかかる。

今度はうまくバックマウントをとり、そのままリアネイキッドチョークが極まりキエーザの1本勝ち。

キエーザが終始サブミッションに徹し、そのまま勝利。ベテランの落ち着いた戦いが見れました。

第4試合 コーディ・ダーデンvsジョシュア・ヴァン

共にオーソドックススタイル。

打撃に定評のあるヴァンであるが、序盤にダーデンがテイクダウンに成功。

しかし、ダーデンは決めることができず。

スタンディングになり、今度はヴァンの打撃がヒットし始める。

1Rは両者決めることができずに終了。

2R開始からヴァンが打撃で攻める。

ダーデンはかなりダメージがある様子。

2Rはヴァン有利の状態で終了。

3Rもヴァンの打撃で、ダーデンは踏ん張れない状態。

ヴァンは終始打撃で攻めるもKOはできず。

判定でヴァンの勝利となった。

ヴァンの打撃は重く鋭い感じです。ヴァンはまだMMA4年目という若手なので、今後が楽しみです。

第5試合 クリス・ワイドマンvsエリク・アンダース

序盤からワイドマンはテイクダウンを狙いに、アンダースが打撃。

1R途中にワイドマンがパンチでアンダースからダウンを奪う。

そのまま上になり攻めるも1Rは終了。

2Rはアンダースがテイクダウンから上に。

鉄槌で、ワイドマンを削っていく。

かなりの時間鉄槌を放ち、残り10秒のところでレフリーストップ。

アンダースの勝利となった。

1Rこそワイドマンペースでしたが、1Rでワイドマンはスタミナを使い果たしてしまったのか、2Rにテイクダウンを許すと、そのまま上になられて打撃を受け続けてしまいました。アンダースは2Rは終始冷静に鉄槌を放っていて、落ち着いた試合運びでしたね。

第6試合 ランディ・ブラウンvsブライアン・バトル

ブライアン・バトルは軽量で4ポンドオーバーのため、キャッチウェイトとなる。

1R目から打撃の攻防。

バトルはどっしりと構え、スイッチしてフェイントを入れていくが、ブラウンのボディブローがクリーンヒット。

1R後半はブラウンが組み付いてバトルを投げる展開が続き、ブラウン優位で1R終了。

2Rはバトルが落ち着いて打撃で攻め、膝がクリーンヒット。

ブラウンは攻めが止まってしまう。

ブラウンは何とか打撃を繰り出し、金網に押し込んで2R終了。

3Rは再びブラウンが打撃で攻めてくる。

ブラウンは組み付いて、最後までバトルを離さない。

バトルはなんとか攻めていくが、そのまま試合終了。

判定はバトルについたが、観客からはブーイング。

1Rはブラウン、2Rはバトルに判定がついていたと思うので、3Rが勝負の分かれ目でした。どちらに転んでもおかしくはなかったですが、見た目はブラウンかと思いましたが、バトルがとりましたね。観客からはブーイングが出ていたので、バトルは何でブーイング?と言っていました。

第7試合 モフサル・エフロエフvsアルジャメイン・スターリング

序盤からスタンドの攻防、スターリングがテイクダウンから組み付きに成功。

エフロエフは金網まで移動するが、スターリングは組み付いた状態。

スクランブルからエフロエフが返して、有利なポジションをとる。

スターリングも抱えて投げて、逆に上になるが1Rがここで終了。

2Rもスターリングがテイクダウンから倒しにいくが、エフロエフが逆にバックマウントをとる。

極めきれずに再び、スタンド。

エフロエフの打撃がクリーンヒットし、スターリングを倒す。

3Rもスターリングが開始早々テイクダウン、スターリングはレスリングのような投げを繰り返し、オーディエンスから歓声が沸く。

エフロエフも返したりと、両者譲らぬ展開が続く。

そのまま決着はつかずに試合終了。

判定でエフロエフの勝利。

スターリングの投げがすごかったですが、それ以上にエフロエフがスクランブルから返して打撃という戦い方で安定の勝利でした。

第8試合 ビセンテ・ルケvsテンバ・ゴリンボ

開始早々、両者激しい打撃を繰り出す。

ルケがパンチでゴリンボを倒し、そのまま上に。

スクランブルからルケがダースチョークで52秒で勝利。

あっという間に、決着となりました。ルケのダースチョークが完全に決まり、ゴリンボは失神。完全勝利でした。

第9試合 アンソニー・スミスvsドミニク・レイエス

スミスはオーソドックス、レイエスはサウスポー。

お互いに打撃で攻めていく。

途中、スミスの指がレイエスの目に入って試合が止まるが、その後も両者譲らずの展開で1R終了。

2Rはレイエスが金網にスミスを追い込んで、鉄槌を下す展開。

スミスは下になり何もできない状態であるが、なんとか耐えしのぐ。

そのままかなりの時間が経過。

いつ止められてもおかしくない状態であったが、終了10秒前ぐらいにレフリーストップ。

レイエスのTKO勝ちとなった。

2Rは一方的な展開で、すぐ試合終了かと思いましたが、スミスは粘りました。ただ、レフリーストップが遅すぎるような感じでダメージが心配です。レイエスはお見事の勝利。

第10試合 ネイト・ランドワーvsチェ・ドゥホ

開始からランドワーが突っ込んでくるが、チェの打撃が的確にヒットする。

ランドワーは手数が少なく、チェの一方的な展開で1R終了。

2Rはランドワーも攻めてくるが、チェの打撃でワンドワーはダメージがある様子。

チェは組みも交えるスタンスで2Rも終了。

3Rはチェがテイクダウンから上に。

上からパウンドを放ち、レフリーストップ。

チェのTKO勝ちとなった。

チェは安定した戦いで、ランドワーに何もさせませんでした。かなり強い印象ですが、チェもノーランカー。UFCの選手層の厚みを感じます。

第11試合 ブライス・ミッチェルvsクロン・グレイシー

1Rからクロンが下に引き込む形でスタート。

ミッチェルはクロンを警戒しているのか、大きく動かず、ブーイングが出る。

両者展開が作れずに1Rは終了。

2Rはミッチェルの打撃がクリーンヒット。

クロンはぐらつくが、またも下に引き込む。

1Rと同じ展開と思いきや、2R終盤にクロンが腕ひしきの態勢に。

極まったかと思ったが、惜しくも極まらず、2Rも終了。

3Rもクロンが組み付いて引き込もうとするが、ミッチェルがパワースラムでたたきつける。

そのまま、パウンドでミッチェルのKO勝ち。

クロンはグレイシーならではの寝技に徹する戦い方で、いい展開をつくりました。クロンペースにもなっていましたが、ミッチェルがパワースラムからのパウンドで劇的勝利です。

第12試合 シリル・ガーヌvsアレキサンダー・ヴォルコフ

1Rからヴォルコフが下から攻める。

ガヌーは打撃で攻めるが、ヴォルコフが組み付いてくる。

ガヌーが下になるが、チョークの態勢に。

そのまま極まるかと思ったが、惜しくもタイムアップで1R終了。

2Rはガヌーの打撃がクリーンヒット。

ヴォルコフは組み付いてからチョークを狙うが極まらない。

3Rもヴォルコフが組み付くが、ガヌーが腕を極めにかかる。

ヴォルコフが組み付いたまま、やや上になり足をロックしてパウンド。

そのままタイムアップとなり試合終了。

判定はガヌー。

判定はかなり微妙でした。観客からもブーイングが出ており、アグレッシブさはヴォルコフだったかなと感じます。

第13試合 シャフカト・ラフモノフvsイアン・ギャリー

メインカードの一つ。

1Rからラフモノフが組み付いていって倒そうとするが、ギャリーも倒れない。

テイクダウンの攻防で両者譲らず1R終了。

2Rも組み付いて金網際の攻防が続く。

消耗戦となり、後半勝負となるか。

3Rも目立った展開はなく、終了。

4Rはラフモノフが上になり、パウンドで攻める。

ギャリーもチョークを極めにいくが、極めきれず。

5R、ギャリーがバックマウントからチョークの態勢に。

しかし、ラフモノフは何とか首をぬく。

そのまま試合終了となった。

判定はラフモノフ。

まさに消耗戦となりました。ギャリーも極めれるシーンはありましたが、ラフモノフの粘り勝ちです。

第14試合 アレッシャンドリ・パントージャvs朝倉海

朝倉海はRIZINのメインテーマで入場。

UFCにレニーハートのコールが響く。

1R序盤からパントージャが前にでる。

朝倉も膝を合わせるが、パントージャのフックがヒット。

金網に追い込むが、朝倉も回避。

スタンドでは、朝倉のジャブがヒット。

パントージャはじっくり見る形で1R終了。

2Rはパントージャが突っ込んできて、そのままバックマウントをとる。

そのままリアネイキッドチョークで、パントージャの勝利。

序盤こそ、朝倉の打撃が光りましたが、2Rにパントージャのうまさが見えました。バックマウントをとられて朝倉は何もできませんでしたね。

まとめ

序盤こそKOが続きましたが、後半はブーイングが出るなど消化不良の試合もありました。

日本人としては朝倉に頑張ってほしかったですが、パントージャは流石王者という強さでした。

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