“ブラックパンサー”ベイノア選手は、アメリカ合衆国出身の総合格闘家であり、元キックボクサーおよび空手家です。
1995年8月20日生まれで、カリフォルニア州オークランドで育ちました。幼少期から極真会館に入門し、中学時代には柔道も経験しました。彼の多才なバックグラウンドは、その後の格闘技キャリアにおいても大いに役立っています。
本記事では、ベイノア選手の戦績や強さ、そしてファイトスタイルについて詳しく紹介します。
“ブラックパンサー”ベイノアの戦績まとめ!
ベイノア選手のプロ総合格闘技戦績は、以下の通りです。
5試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
2勝 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
3敗 | 1 | 1 | 1 | 0 |
プロ総合格闘技戦績
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催日 |
○ | 井上雄策 | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN.46 | 2024年4月29日 |
× | 宇佐美正パトリック | 1R 0:45 KO(左フック) | RIZIN.40 | 2022年12月31日 |
× | 武田光司 | 2R 4:12 腕ひしぎ十字固め | RIZIN.33 | 2021年12月31日 |
○ | ロクク・ダリ | 3R 1:09 KO(右フック→パウンド) | RIZIN.32 | 2021年11月20日 |
× | 弥益ドミネーター聡志 | 5分3R終了 判定1-2 | RIZIN.28 | 2021年6月13日 |
ベイノア選手は、RIZINを中心に活動しており、初出場となったRIZIN.28では弥益ドミネーター聡志選手と対戦し、判定負けを喫しました。
その後、RIZIN.32ではロクク・ダリ選手に逆転KO勝ちを収め、総合格闘技での初勝利を飾りました。しかし、RIZIN.33では武田光司選手に腕ひしぎ十字固めで一本負けを喫しました。最新の試合では、RIZIN.46で井上雄策選手に判定勝ちを収めています。
プロキックボクシング戦績
ベイノア選手のプロキックボクシング戦績は、以下の通りです。
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催日 |
敗戦 | 和島大海 | 3R終了 判定0-3 | THE MATCH 2022 | 2022年6月19日 |
敗戦 | 海人 | 1R 0:41 KO(左フック) | RISE ELDRD 2022 | 2022年4月2日 |
勝利 | ねぎ魔神 | 3R終了 判定3-0 | RISE WORLDSERIES 2021 YOKOHAMA | 2021年9月23日 |
勝利 | 憂也 | 延長 判定3-0 | RISE ELDORADO | 2021年2月28日 |
勝利 | 宮城寛克 | 3R 0:55 KO | RISE DEAD or ALIVE 2020 YOKOHAMA | 2020年10月11日 |
敗戦 | 緑川創 | 3R終了 判定0-3 | RISE 140 | 2020年7月19日 |
勝利 | Hideki | 5R終了 判定3-0 | RISE 137【RISEウェルター級タイトルマッチ】 | 2020年2月23日 |
敗戦 | 海人 | 5R終了 判定0-3 | GROUND ZERO TOKYO | 2019年12月3日 |
勝利 | タップロン・ハーデス・ワークアウト | 延長 判定3-0 | RISE WORLDSERIES 2019 Final Round | 2019年9月16日 |
勝利 | 喜入衆 | 3R終了 判定3-0 | RISE 133 | 2019年7月5日 |
敗戦 | タップロン・ハーデス・ワークアウト | 1R 2:10 KO | RISE WORLDSERIES 2019 1st Round | 2019年3月10日 |
勝利 | 渡部太基 | 5R終了 判定 3-0 | RISE 129【RISEウェルター級タイトルマッチ】 | 2018年11月17日 |
勝利 | 鹿嶋昭男 | 1R 2:07 KO | RISE EVOL.1 | 2018年9月21日 |
勝利 | ヤン・ジンファン | 1R 2:18 KO | RISE 125 | 2018年6月17日 |
勝利 | 憂也 | 3R終了 判定 3-0 | RISE 123 | 2018年3月24日 |
勝利 | 中島将志 | 3R 0:48 TKO | RISE 122 | 2018年2月4日 |
勝利 | 藤倉悠作 | 5R 0:50 KO | J-KICK 2017~J-NETWORK 20th Anniversary~3rd | 2017年8月20日 |
勝利 | 竹市一樹 | 1R 0:26 KO | J-FIGHT 2017~J-NETWORK 20th Anniversary~ 1st | 2017年3月12日 |
勝利 | 長井正人 | 2R 2:22 KO | J-NEXUS 2016~DAY~ | 2016年12月25日 |
勝利 | 小原俊之 | 延長 判定 3-0 | J-KICK 2016~Honor the fighting spirits~3rd | 2016年10月10日 |
勝利 | 杉原新也 | 3R終了 判定 3-0 | J-FIGHT in SHINJUKU~vol.47~ | 2016年8月28日 |
勝利 | 雑賀弘樹 | 2R 1:20 KO | J-FIGHT&J-GIRLS 2016 4th | 2016年7月31日 |
勝利 | 岩田俊輔 | 2R 1:13 KO | J-KICK 2016~Honor the fighting spirits~2nd | 2016年5月5日 |
ベイノア選手は、キックボクシングでも多くの実績を持っており、第2代RISEウェルター級王者やJ-NETWORKウェルター級王座を獲得しています。
“ブラックパンサー”ベイノアの強さやファイトスタイルを紹介!
ベイノア選手の強さは、その多才なバックグラウンドにあります。幼少期から極真空手に取り組み、中学時代には柔道も経験しました。これにより、打撃だけでなく、寝技や投げ技にも対応できる総合的な格闘技術を身につけています。
ベイノア選手のファイトスタイルは、空手の基本に基づいた打撃が特徴です。特に、鋭いパンチとキックを駆使して相手を攻め立てるスタイルは、対戦相手にとって非常に厄介です。また、キックボクシングの経験からくる素早い動きと連打も、彼の強力な武器となっています。さらに、総合格闘技への転向後は、寝技や関節技の習得にも力を入れており、試合中に多彩な技を繰り出すことができます。
例えば、RIZIN.32でのロクク・ダリ選手との対戦では、打撃戦での劣勢を跳ね返し、最終ラウンドで右フックからのパウンドで逆転KO勝ちを収めました。この試合は、彼の強さとファイトスタイルが見事に発揮された一戦と言えるでしょう。また、RIZIN.46での井上雄策選手との試合では、終始打撃で相手を圧倒し、判定勝ちを収めました。
ベイノア選手は、今後もその多才な技術と経験を活かし、総合格闘技界でさらなる活躍を期待されています。
まとめ
“ブラックパンサー”ベイノア選手は、空手やキックボクシングで培った多才な技術を持ち、総合格闘技においてもその実力を発揮しています。RIZINを中心に活動し、数々の試合で強さを証明してきました。
彼のファイトスタイルは、鋭い打撃と多彩な技術を駆使し、対戦相手に常にプレッシャーを与えるものです。今後も、彼のさらなる成長と活躍が期待されるでしょう。ベイノア選手の試合を通じて、彼の進化を見守っていきたいと思います。
コメント