今回は、
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手について紹介します!!
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手は、
『人類最強の男』『60億分の1の男』『氷の皇帝』と称されており、
10年近く無敗を誇った選手ですね!!
長らく、
『人類最強の名』をほしいままにしたMMA(総合格闘技)界の生きる伝説です!!
その存在の大きさは、
野球で例えればベーブ・ルース、バスケットボールで例えればマイケル・ジョーダンのような存在ですね!!
この記事では、
そんな総合格闘技界のレジェンドである”エメリヤーエンコ・ヒョードル”選手の戦績や強さの理由とファイトスタイルについて解説いたします!!
ヒョードル(人類最強)の戦績を紹介
名前 エメリヤーエンコ・ヒョードル(Fedor Emelianenko)
生年月日 1976年9月28日
出身地 ロシア
身長 183cm
体重 101kg
所属 TEAM FEDOR
44試合 38勝【(T)KO.14 一本.15 判定.9】 6敗【(T)KO.5 一本.1 判定.0】 ノーコンテスト.1(2019年12月24日現在)
Chael Sonnen: ‘History is not going to reflect well on Fedor Emelianenko’ (@marc_raimondi) http://t.co/rinpt8mLax pic.twitter.com/QG4P5DK7c1
— MMAFighting.com (@MMAFighting) 2015年10月11日
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手は、
2000年に『Rings(リングス)』でプロデビューを果たしており、
『11試合 10勝 1敗』という戦績を残して『PRIDE』に参戦しています!!
『PRIDE』では、
『アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ選手』『ミルコ・クロコップ選手』『マーク・ハント選手』『セーム・シュルト選手』『マーク・コールマン選手』など強豪選手に勝利して、『人類最強の男』と称されるようになりました!!
その後は、
『Strikeforce』『M-1 Global』に参戦し、
『Strikeforce』時代は3連敗を喫して調子を落とし、2012年に一度は引退しています。。
しかし、
2015年12月31日の大晦日に開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS』に出場して現役復帰!!
3年6か月ぶりの復帰戦は、
シング・心・ジャディブ選手と対戦して、
マウントパンチでギブアップを奪いTKO勝利!!
2017年からは『Bellator』へ参戦しており、
『4試合 2勝 2敗』という結果を残して、2019年12月29日に開催される『BELLATOR JAPAN』に参戦!!
>> エメリヤーエンコ・ヒョードル選手とクイントン・“ランペイジ”・ジャクソン選手の記者会見動画はこちら【BELLATOR×RIZIN 全面対抗戦 緊急記者会見】
>> エメリヤーエンコ・ヒョードル選手とクイントン・“ランペイジ”・ジャクソン選手のPR動画はこちら【RIZIN CONFESSIONS #51】
『BELLATOR JAPAN』が、
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手の最後の試合となり、
この試合で伝説の男は引退します。。
ヒョードル(人類最強)の強さの理由とファイトスタイルを解説
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手の凄さは、
『打・投・極』すべてにおいて最強クラスである点です!!
Report: Fedor Emelianenko to Face 1-0 Jaideep Singh on NYE http://t.co/CmeYjmuDRW pic.twitter.com/KMepZXJMfr
— Sherdog by Mandatory (@sherdogdotcom) 2015年10月6日
昔のMMAでは、
自分が秀でている箇所を中心にして闘うことが普通でしたが、、、
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手はちがいました。。。
というのも、
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手は、
『打撃ではストライカーを圧倒し、グラウンドでは寝業師を封じ込め、すべての局面で最強』な選手だったんですね!!
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手の繰り出す『打・投・極』は、
全てがなめらかに連動しており、相手を倒すための動きや防御に一切のムダがありません。。。
今でこそ、
MMAファイターがオールラウンドで闘えることは普通のことですが、
格闘技の歴史の中で、本当の意味での『総合格闘技』をはじめにやったのは、エメリヤーエンコ・ヒョードル選手だったのです!!
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手の強さの根幹には、
圧倒的な『体幹の強さ』と『身体のしなやかさ』があります!!
ヘビー級では小柄な体格ではありましたが、
それを補う『スピード』『瞬発力』『スタミナの強さ』がありました。。
また、
『試合での落ち着き』も強さの要因ですね。。
どんな状況であろうと表情はひとつ変わらず、
淡々とするべきことを実行します。。
そして、
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手の最大の武器は、
『氷の拳』と表される破壊力抜群のパンチです!!
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手のパンチは、
非常に独特な打ち方をされます。。
まず、構えから普通の選手とちがい、
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手は、手首を内側に曲げて構えるんですね!!
こうすることにより、
フックの威力が増すのです!!
その独特の構えから、
『ロシアン・フック』と呼ばれる『腰を極力使わず肩を回して打つフック』やサンボ仕込みの『キャスティング・パンチ』と呼ばれる『ひじを上にあげてから放つ独特の軌道のパンチ』を打つんですね!!
さらに、あまりイメージがありませんが、
実はエメリヤーエンコ・ヒョードル選手は『カウンターが上手い選手』でもあります。。
対戦相手が打撃を打とうとするその瞬間に、
それを超えるスピードで一気に飛び込んで自分のパンチを打ち込みます。。
傍からみれば、
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手が自分から仕掛けたように見える場面でも、
実は高度にタイミングを計ったカウンターであったりします。。
パンチの威力はグラウンドでもすさまじく、
目をそむけたくなるようなえぐいパウンドを相手に振り落としますね。。
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手のように、
『パウンドの音だけで観客を震え上がらせるファイター』はなかなかいません。。。
組みにおいては、
バックボーンである『柔道』と『サンボ』を活かした投げを使いますね。。
打撃と投げは分類されておらず、
ひと呼吸の流れの中で行われます。。
グラウンドで上になればパウンドやサブミッション、
下になっても高速の腕十字固めを下から仕掛けますね。。
防御にも優れており、
相手から頭から投げられようと、サブミッションをとられかけようと、
柔軟さをいかして常に冷静に切り抜けます。。
まとめ
MMA界のレジェンドであるエメリヤーエンコ・ヒョードル選手。。
現在のトップファイターの多くは、
彼を見て育ち、憧れの対象としています!!
世界中から敬われる存在であるエメリヤーエンコ・ヒョードル選手ですが、
本人は『常に物静かで謙虚、神を信仰する素朴な人物』です。。
そんなところも尊敬を集める要因にもなっていますね。。
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手は間違いなく、
格闘技の歴史に残り続ける伝説です。。
今後も、
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手の格闘技人生は、
後世に語り継がれるでしょうね。。
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