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PFL Super Fights: Battle of the Giants 結果 試合内容 徹底解説

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この記事では、

  • PFL Super Fightsとは
  • PFL Super Fights: Battle of the Giants試合結果
  • 各試合の解説

について紹介しています。

上記の情報が知りたい人は、ぜひ、参考にしてください。

タップできる目次

PFL Super Fightsとは

PFL Super Fightsは、プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(PFL)が提供する特別な格闘技イベントです。通常のPFLシーズンとは異なり、特定の注目選手やスーパースター選手が一対一で対戦するスーパーファイト形式のイベントです。このイベントは、ビッグネームやエンターテイメント性に重点を置き、ファンにとって特別な体験を提供することを目的としています。

いくつかの重要な特徴は以下の通りです:

  1. スター選手の起用:PFL Super Fightsでは、通常のシーズンで競う選手に加えて、世界的に有名な選手が登場することが多いです。たとえば、元UFC王者のフランシス・ガヌーやジェイク・ポールなどのスターが出場することがあります。
  2. 特別な報酬制度:このイベントでは、選手にとってより大きな報酬が期待でき、通常のシーズンを超えた金銭的インセンティブがあります。特に、ビジネスモデルとしてファンが直接支援する「PPV(ペイ・パー・ビュー)」が導入されています。
  3. トーナメントではなく、個別マッチ:通常のPFLはトーナメント形式でシーズンを通じてチャンピオンを決定しますが、Super Fightsはトーナメントの枠組みを離れた単発のビッグマッチとなります。

このように、PFL Super Fightsは、エリート選手たちの対決を観客に提供するだけでなく、格闘技の新たな楽しみ方を探るイベントとなっています。

PFL Super Fights: Battle of the Giants

Japan Martial Arts Expo Prologueの試合結果は以下です。

対戦カードルール体重勝者
第1試合AJ・マッキー 対 ポール・ヒューズショーケースファイト
5分3ラウンド
フェザーポール・ヒューズ
判定勝ち
第2試合フセイン・カディマゴマエフ 対 ザファー・モフセンショーケースファイト
5分3ラウンド
フェザーザファー・モフセン
判定勝ち
第3試合ジョニー・エブレン 対 ファビアン・エドワーズBellatorタイトルマッチ
5分5ラウンド
ミドルジョニー・エブレン
判定勝ち
第4試合クリス・サイボーグ 対 ラリッサ・パチェコPFL王座決定戦
5分5ラウンド
フェザークリス・サイボーグ
判定勝ち
第5試合フランシス・ガヌー 対 レナン・フェレイラPFL王座決定戦
5分5ラウンド
ヘビーフランシス・ガヌー
KO勝ち

解説 実況 ゲスト

実況:市川勝也

解説:川尻達也

配信:U-NEXT

第1試合 AJ・マッキー 対 ポール・ヒューズ

AJ・マッキーの過去試合

AJ・マッキー

ポール・ヒューズ

AGE29
HEIGHT5’10”
WEIGHT155.8
REACH73.5″
LEG REACH40″
AGE27
HEIGHT5’10”
WEIGHT155.8
REACH70″
LEG REACH41″

AJはサウスポー、ヒューズはオーソドックスのスタンス。

序盤から打撃の攻防。

AJが金網に押し込むが、ヒューズはヒラリとかわす。

逆にヒューズの膝がAJを捕える場面も。

1ラウンド終盤はAJが下になり、ヒューズが上から打撃を見舞う。

1ラウンドが終わる瞬間に、またもヒューズの飛び膝がAJにクリーンヒット。

そして、ヒューズのストレートがヒットし、膝からAJが崩れ落ちるもゴングに救われる。

※サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドが観戦している模様が映し出される。

2ラウンド目もヒューズの打撃がAJにヒットしていく。

2ラウンドもヒューズペースかと思いきや、2ラウンド終了間際にAJがヒューズの上に。

しかし、2ラウンドもここで終了。

3ラウンドからはAJがテイクダウンを試みるが、ヒューズがなかなか倒せない。

ヒューズは金網を利用してうまく立ち上がるが、AJがレスリング仕込みのテイクダウンを繰り返す。

終始ヒューズが試合を優位にすすめ、判定勝利。

AJ・マッキー

ポール・ヒューズ

TOTAL STRIKES74/93
ARM STRIKES25/41
LEG STRIKES30/32
GROUND STRIKE19/20
TAKEDOWNS3/6
TOTAL STRIKES93/117
ARM STRIKES59/76
LEG STRIKES15/19
GROUND STRIKE19/22
TAKEDOWNS2/2

AJ・マッキーが有利かと思いきや、ヒューズの方が上手でしたね。打撃だけ見てもヒューズの方が打撃を繰り出していました。何より、金網際の攻防がうまくて、レスリングで押し込んでくるAJをひらりとかわして打撃を見舞うスタンスが勝利のカギだったのではないでしょうか。

第2試合 フセイン・カディマゴマエフ 対 ザファー・モフセン

ザファー・モフセンの過去試合

フセイン・カディマゴマエフ

ザファー・モフセン

AGE25
HEIGHT5’8″
WEIGHT146
REACH70″
LEG REACH39″
AGE29
HEIGHT5’8″
WEIGHT145.8
REACH71″
LEG REACH40″

カディマゴマエフはオーソドックス、モフセンはサウスポー。

カディマゴマエフはステップを踏みながら、またスイッチしながら打撃を出していく。

一方、モフセンはどっしりとして圧力をかけていく。

途中、カディマゴマエフがテイクダウンを試みるが、モフセンがなかなか倒れず。

2ラウンド目もスタンドの攻防から始まるが、モフセンがカディマゴマエフを倒し上に。

何度かカディマゴマエフが立とうするが、パワーで勝るモフセンが立ち上がらせず。

3ラウンド目からはカディマゴマエフがタックルに行くが、モフセンに通じず。

腰がつよいモフセンは終始、カディマゴマエフからのタックルに耐え上になるシーンが多かった。

結果は3-0でモフセンの判定勝ち。

柔道のバックボーンがあるモフセンの腰が強く、カディマゴマエフはモフセンを倒すことができませんでした。カディマゴマエフはもう少し打撃に行ってもよかったかもしれません。モフセンはフィジカルが強い。やはり柔道出身の人は体が強いですね。

第3試合 ジョニー・エブレン 対 ファビアン・エドワーズ

ジョニー・エブレンの過去試合

ジョニー・エブレン

ファビアン・エドワーズ

AGE32
HEIGHT6’1″
WEIGHT184.7
REACH74″
LEG REACH43″
AGE31
HEIGHT6’1″
WEIGHT184.9
REACH79″
LEG REACH41″

王者エブレンとエドワーズとの一戦。

エドワーズはサウスポースタイルで長い足を生かして、遠い距離から蹴りを狙っていく。

エブレンはパンチで出しながら、テイクダウンを狙っていく。

1ラウンド中盤からエブレンのタックルが決まり、何度かエドワーズを倒すがすぐに立ち上がる。

エブレンはバックから投げる形でエドワーズをたたきつけるが、1ラウンド目は終了。

2ラウンド目もエブレンのタックルが決まり、ついに上になることに成功。

エブレンがマウントポジションを取ろうとするが、エドワーズも金網を使って立ち上がる。

その後はエドワーズが打撃勝負に行くが、エブレンも打撃で応戦し下がらない。

3ラウンド目はスタンドの攻防。

お互いに手数が減ってくる。

エドワーズは三日月蹴りを繰り出すが、エブレンは足をもってテイクダウン。

そのままエブレンが金網に押し込む形でゴング。

4ラウンド目もスタンドの攻防から。

エドワーズはかなり疲れている様子で、エブレンのタックルを切ることができない。

バックマウントからたたきつけるエブレンに対し、エドワーズは何もすることができない。

5ラウンド目は開始早々、エドワーズの指がエブレンの目に入ってしまう。

ポイントで負けているエドワーズは積極的に打撃を出すが、今度はローブローが入ってしまう。

エブレンも負けじと打撃で応戦。

5ラウンド目はお互い殴り合いの展開となるが、どちらも倒すことができず。

この試合は判定でエブレン(王座防衛)

エドワーズはもう少し打撃で勝負したかったところでしたが、エブレンが序盤からテイクダウンを取りに行く自身のスタンスを貫き通して勝利。金網ですとこういった戦い方はかなり有効ですね。リングに慣れている日本人選手はおそらく苦手なタイプでしょうね、エブレン。

第4試合 クリス・サイボーグ 対 ラリッサ・パチェコ

クリス・サイボーグの過去試合

クリス・サイボーグ

ラリッサ・パチェコ

AGE39
HEIGHT5’8″
WEIGHT144.5
REACH69″
LEG REACH40″
AGE30
HEIGHT5.6″
WEIGHT144.1
REACH69″
LEG REACH37″

女子の王座決定戦。

ベラトールの王者サイボーグとPFLの王者パチェコ。

序盤から打撃の差し合い、そこからサイボーグが豪快なテイクダウン。

パチェコは金網を使って立ち上がるが、サイボーグが隙を見てテイクダウンを決める。

1ラウンド目は膠着状態のまま終了。

2ラウンド目、サイボーグは1ラウンド目に瞼をカットし出血。

パチェコが積極的に打撃を繰り出していく。

サイボーグは打撃の隙をついて、テイクダウンを決めなんとか上に。

そのまま2ラウンド目も終了。

3ラウンド目、打撃の攻防からついにパチェコがサイボーグを倒す。

サイボーグは組み付いて何とか耐えしのいで3ラウンド目も終了。

4ラウンド目、出血が多いサイボーグは何とか早く試合を決めたいところ。

お互いスタンドの攻防から、サイボーグが豪快な打撃を見舞っていく。

5ラウンド目、またもスタンドの攻防からサイボーグの打撃がさく裂。

パチェコを倒しパウンドを繰り出すが、パチェコが立ち上がって逃げる。

そのまま、お互いに打撃を繰り出していくが倒すことができずに、ここで試合終了。

クリス・サイボーグ

ラリッサ・パチェコ

TOTAL STRIKES108/145
ARM STRIKES37/68
LEG STRIKES25/30
GROUND STRIKE46/47
TAKEDOWNS4/5
TOTAL STRIKES91/133
ARM STRIKES39/76
LEG STRIKES18/21
GROUND STRIKE34/36
TAKEDOWNS0/0

サイボーグは序盤に瞼をカットしてしまったこともあってか、積極的な打撃にいかずに冷静に試合を組み立てていきました。隙を見せてテイクダウンや時に豪快な打撃を繰り出して確実にポイントを取ったのが勝因でした。

第5試合 フランシス・ガヌー 対 レナン・フェレイラ

フランシス・ガヌーの過去試合

フランシス・ガヌー

レナン・フェレイラ

AGE38
HEIGHT6’4″
WEIGHT256.8
REACH82″
LEG REACH46″
AGE34
HEIGHT6’8″
WEIGHT261.5
REACH85″
LEG REACH48″

元UFC王者のガヌーと長身のフェレイラの一戦。

お互いに蹴りからスタート。

ガヌーが序盤からテイクダウン。

力で上から押し付けるガヌーにフェレイラが下から三角締めを狙う。

バックからパウンドを見舞うガヌー。

そのままパウンドがさく裂し、フェレイラは失神。

ガヌーのKO勝ちとなった。

ボクシングマッチで負けているだけに打撃戦はガヌー不利と思っていましたが、ガヌーは冷静にテイクダウンを決めてパウンドで勝利。試合後ガヌーは涙を流しており、この試合にかける思いは相当だったと思います。フェレイラは打撃だけだと、かなり強いという印象でした。

まとめ

日本でもなじみのあるAJ・マッキーや元UFC王者のガヌーなどが出場した今大会。

どの試合もなかなかのハイレベルな攻防だけに判定決着が多かったですね。

しかし、メインのガヌーが豪快にKOで締めくくってくれました。

この大会にも日本人選手が出てくれればなぁと思いますが、PFLに合う階級で強い日本人選手は今のところ、、、

今後に期待です。

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