今回は、
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手について紹介します!!
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手は、
『PRIDE』『UFC』『Bellator』で活躍しており、
過去には『UFC世界ライトヘビー級王者』に輝いた世界トップファイターです!!
『PRIDE』で活躍し、
その後、世界の舞台で活躍した選手ですから、
日本の格闘技ファンの中でもクイントン・ランペイジ・ジャクソン選手のことを知っている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、
そんなクイントン・ランペイジ・ジャクソン選手の戦績や強さとファイトスタイルについて解説いたします!!
クイントン・ランペイジ・ジャクソンの戦績を紹介
名前 クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(Quinton “Rampage” Jackson)
生年月日 1978年6月20日
出身地 アメリカ
身長 185cm
体重 110kg
所属 Huntington Beach Ultimate Training Center
51試合 38勝【(T)KO.20 一本.4 判定.14】 13敗【(T)KO.3 一本.2 判定.7 その他.1】(2019年12月10日現在)
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手は、
『怪力』が売りの世界的に有名な選手です!!
Quinton “Rampage” Jackson is returning to UFC http://t.co/1zTxrue1BT pic.twitter.com/0wUosKkuj9
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2014年12月21日
実力もさることながら、
キャラクターやトークの面白さからも世界的な人気を誇っていますね!!
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手の名前にある『ランペイジ』とは『大暴れ』という意味です。。
ランペイジの名のとおり、
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手はリング内で激しく暴れ回ります!!
そんな、
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手は、
1999年11月13日に開催された『ISCF』でプロデビューを果たしており、
その後は、アメリカのローカル大会『King of the Cage』で連勝を飾っています!!
これらの活躍が評価され、
2001年7月29日に開催された『PRIDE.15』で『PRIDE』初参戦!!
『PRIDE』では、
桜庭和志選手や佐竹雅昭、ヴァンダレイ・シウバ選手などと激闘を繰り広げましたね!!
また、
圧倒的なフィジカルと打撃力を生かして、
『K-1』にも参戦し、シリル・アビディ選手にも勝利を飾っています!!
『PRIDE』で活躍後、
2007年から『UFC』ヘ参戦し、
わずか2戦目で『UFC世界ライトヘビー級王者』に輝きました!!
その後は、
『Bellator』と『UFC』で活躍し、
2019年12月29日には『BELLATOR JAPAN』に参戦し、久しぶりに日本で試合を行なっています!!
>> クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手とエメリヤーエンコ・ヒョードル選手のPR動画はこちら【RIZIN CONFESSIONS #51】
クイントン・ランペイジ・ジャクソンの強さとファイトスタイルを解説
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手の代名詞は、
なんといっても『怪力を活かした豪快なスラム』です!!
日本初登場となった『PRIDE.15』では、
スーパースターである”桜庭和志”選手を何度も持ち上げてはマットに叩きつけ、苦しめました。。。
【QUINTET】桜庭和志「鉄人ルールはUインターを参考にエスケープをタップに変えました」=11月30日(土)秋田(ゴング格闘技) – Yahoo!ニュース https://t.co/7kjVjR0toN
— QUINTET (@quintet_pr) 2019年12月3日
結果的に敗れたものの、
この試合での暴れっぷりが絶大なインパクトを残し、常連選手への道を切り開きましたね。(ちなみにこの試合の前までのクイントン・ランペイジ・ジャクソン選手には家がなく、車の中で暮らしていました。そのため住所不定で出国に手間取ったそうです。)
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手のスラムは、
見た目の派手さだけでなく、破壊力もすさまじいものがあります!!
『PRIDE.20』では、
スラムにより『K-1』でも活躍した”佐竹雅昭”選手の頭蓋骨を陥没させKO勝利!!
2004年に行われた『PRIDEミドル級王者』への次期挑戦者決定戦では、
”ヒカルド・アローナ”選手に終始劣勢でありながら、最後に三角締めを極められた状態から、思いっきりヒカルド・アローナ選手を地面に叩きつけ、失神KO勝利!!
衝撃的な大逆転劇として有名になりました。。。
しかし、
この試合の決まり手は『スラムではなくスラムの反動の後の偶発的な頭突きによるもではないか』という説もあります。。。
いずれにせよ、
このシーンはクイントン・ランペイジ・ジャクソン選手の怪力を表す、名場面のひとつになりました。
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手のパワーは、
『パンチ』にも活かされており、KO率が非常に高い選手です!!
試合では巧に自分の距離をつくり、
強いパンチを相手に浴びせますね。。
PRIDE時代にはじめて挑戦したK-1ルールの試合では、
いきなり強豪”シリル・アビディ”選手をパンチでKOしました。。
さらに、
パンチはパワーだけでなく、テクニックもあります。。
キャリアを重ねるごとに、
ボクシングテクニックに磨きがかかり『細かなフェイント』『テクニカルなカウンター』『パンチをいなす技術』を身につけていきました。。
クイントン・ランペイジ・ジャクソンのバックボーンや経歴を紹介
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手のバックボーンは、
『ストリートファイト』と『レスリング』です!!
UFC legend Quinton ‘Rampage’ Jackson reveals reasons for his return to the Octagon http://t.co/nXwXKqgwIY #UFC pic.twitter.com/dyPMpWGVwS
— FS1 (@FS1) 2014年12月21日
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手の家庭は貧しく、
まともに機能していませんでした。。。
そのため、クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手は、
幼い頃から売人をしながら、日々ストリートファイトに明け暮れていたそうです。。
しかし、
高校時代には『レスリング』をはじめ、
テネシー州で5位になる好成績を残しました。。
また、
高校時代には後に『Bellator(ベラトール)』のライトヘビー級で活躍するジェイコブ・ノー選手と友達になり、
彼にレスリングを教える代わりに打撃の基礎を教わったそうです!!
これは後に、
MMA(総合格闘技)ファイターとなるひとつのきっかけにもなりました。。
レスリングは大学でも続けるつもりで進学はしましたが、
レスリング部のチームメイトとのケンカにより、レスリング部から追放されてしまったそうです。。
そして、
追放されたクイントン・ランペイジ・ジャクソン選手が次に出会ったのがMMAだったのです。
クイントン・ランペイジ・ジャクソンは結婚してる?
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手は結婚歴があるのですが、
過去には日本人女性とも結婚していたようです!!
結婚相手のお嫁さんは、
元スチュワーデスでゆきさんという女性だそうです。。
>> クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手の結婚に関するブログ記事はこちら
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手は、
ヴァンダレイ・シウバ選手と対戦する前にプロポーズしたのだそうですね。。
また、子供にも恵まれているようで、
「俺の子供は日本生まれだし、子供の祖父母は日本人だ。そして彼らは俺が再び日本で闘う姿を見ていない。だがこれで2人の子供や親族が俺の試合を見ることができる」とコメントしたこともあるようです。。
まとめ
日本の団体で活躍していたころは強豪として人気選手だったクイントン・ランペイジ・ジャクソン選手。。。
しかし、
強さや注目度で言えば、
常に2番手、3番手のポジションにいました。。。
それが、
アメリカの『UFC』に拠点を移してからは、
実力をメキメキとあげ、ライトヘビー級の王者にまで昇りつめましたね。。
また、英語圏であるため、
クイントン・ランペイジ・ジャクソン選手の破天荒でユーモア溢れるキャラクターがより伝わりやすくなり、大人気の存在となりました。。
そのおかげで、
ついにはハリウッド映画『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』に主要キャラとして出演しましたね。。
かつてはストリートで貧困のため悪いことをしながら車に宿泊していた男が、
日本を経由し、アメリカでスーパースターになったのです。
怪力で切り開いたサクセスストーリーですね。。
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